最近、YouTubeに曲をばんばん上げている。そうすると、だいたい同じことを言われる。「これ、AIで作ったんですね」「だからペース速いですね」。ときには、「適当に作って出しまくって、お金稼ぎでしょ」とも。
……いやいや、ためてたんです。
毎回それを説明するのが面倒になってきたので、一回だけ、ここにはっきり書いておく。
「量産」に見えるものの、正体
作った曲は、いま9709曲ある。公開したのは、インスト込みで103曲。だいたい1%だ。
2025年の5月から作っていて、昼休みとか、休みの日なんかに作っている。
残りはボツというより、素材の山。一般には"ガチャ"と呼ばれる作り方だ。だから、いまばんばん出ているのは「速く作っている」んじゃなくて、ためていた分を、順番に出しているだけ。
9709曲 作った ──▶ 103曲 出した(約1%) ──▶ 残りは素材の山(ボツも資産)
AIに「作らせている」のではなく、「設計している」
1曲を出すまでに、だいたいこう動いている。
調べまくる ──▶ 歌詞を書く ──▶ ファクトとリーガルを複数のAIで確認(Gemini ▶ GPT ▶ Gemini ▶ Claude …) ──▶ 歌わせて、思ったイメージの出力になるまで詰める
できあがった曲を後から部分修正(色塗り)しない。歌詞の中の細かいプロンプトで、最初から完結させる。
ガチャを引いて、そこに手で塗り足したら、それはもう素材じゃなくて「曲作り」になる。僕は楽器も弾くので、そこまでやるなら、自分で弾く。
そして、後から直さない=直せない。同じ曲は二度と作れない。直せないからこそ、出す前に、しつこいくらい確かめる。・・・これを正と言ってるわけじゃないので
いちばん手間なのは、たぶん「読み」
AIは、平気で読みを間違える。
たとえば、ある地名の曲。読みが二通りあって、あとから割れて、できあがった曲を作り直したことがある。こういうのは、まだいい。困るのは、昔の由来みたいに、どちらが正しいか自分でも判断できないもの。
今は現地に行けるわけでもなく、滞在も難しいから確かめる手段がなくて、正直、苦戦している。
(・・・教えてくれる方いたら助かります。)
海外の曲はもっと手間だ。歌詞を書いた後に翻訳する→複数のAIが走る。だいたいバラバラな答えがでる、もっとネイティブに、、とか → ここで日本語にもどすと、、あれ・・・みたいになる。2度と作りたくないと思ったこともある。判断はまだまだ「人」、ジャケットもなんでもいいなら自動で組んでるからアップまでいける、そこはジャッジしたい。
そして、歌詞を全部カタカナに直して、その通りに歌っているか、耳で一つずつ照合する。ロシア語、中国語・・・なんかは特に読めないから、これをやるしかない。
正直に言うと、間違いをゼロにはできない前提でやっている。だから複数のAIで確認しているし、それでも海外語は自信が持ちきれない。意味さえ合っていれば、あえて直さずに出した曲も、実はある。指摘は無視しない。
ただ、さっき書いた通り、同じ曲は直せない。(なおさない)だから、その気づきは次の曲に生かす。
これからどうなるか
AIの曲は、「ワンクリックでしょ」と見られがちだ。確かに、Sunoは歌詞も曲も一瞬で出してくれる。
でも、ジャンルと歌いまわしをかけ合わせると、「これ混ぜたらこうなるのか、おもしろ」という発見が、けっこうある。楽器を弾く側からすると、AIが作ったものと、人が作ったもの、両方を並べて差分を見たくなる。
これから僕は、いろんなジャンル、
多国籍な音楽で染めていきたい。置き場所も、YouTubeに一本化していく。
おわりに
正直、まだ結果は出ていない。数字はこれからだし、それどころか、今はむしろ赤字だ。適当に量産してお金になるなら、手をかけていない。
DTMをやっていた頃、曲を作る人ってすごいな、と思っていた。実際の録音も、修正の積み重ねも、想像したら、人の曲をカバーで歌うのが怖くなったくらいだ(笑)。
だから、AIで曲を出せるいまも、音楽へのリスペクトはむしろ上がっている。「僕すごいでしょ」が言いたいわけじゃない。
ためた分を、これから一つずつ出していく。だから
「またAIで量産してるんでしょ」と思った人にこそ、この"途中"を、見ていてほしい。
少しずつアップしていきながら、作っていくので、見守ってやってください。
そして、あなたは、AIと、どう付き合っていますか。これは音楽だけの話じゃないので、またいつか続きを・・・💤・・・きっと音楽を聴くというスタイルが変わる・・・💤



